経済政策と政治参加、若者の挑戦(1)
1泊2日の宿泊合宿の中で、古賀茂明さんと藻谷浩介さん、上山信一さんという、日本社会の変革をめざす理論家の皆さんから学びながら、政府与党の「国土強靭化」による経済再生で強い日本をめざす金融・経済政策の意味や課題を講義いただきます。そしてマクロ経済がいかにミクロの地域経済や雇用に影響するのか、地域を熟知するジャーナリスト、相川俊英さんにつなぎの講義をお願いします。同時に地域の暮らしと経済の全体に責任をもち、革新的な地域経営を行っている稲村和美尼崎市長と、山中光茂松坂市長に、国政の経済政策がいかに地域経営にかかわっているか、具体的な経験の中から語っていただきます。
またこの合宿では、日本各地でうごき初めている若者・女性の政治参加のリーダーたちに参画いただき、これからの日本の地方自治について熱く語っていただきます。参加予定者は、「京都党」の村山祥栄さん(京都市議会議員)、龍馬プロジェクト代表の神谷宗幣さん(元吹田市議会議員)そして、地域政党を支援する立場から堀場雅夫さん(㈱堀場製作所最高顧問)に、地域政党の役割と可能性について議論いただきます。政治家はひとりではうごけない。その時、国政政党や地方政治のグループはどのような意味と意義、そして可能性と限界をもつのか、それぞれの政治経験と生活実感に基づきラディカルに語る場にしていきたいと思います。
講師
上山 信一(慶應義塾大学総合政策学部教授)
相川 俊英(ジャーナリスト)
稲村 和美(尼崎市長)
山中 光茂(松阪市長)
古賀 茂明(大阪府・市特別顧問)
嘉田 由紀子 塾長 (滋賀県知事)