Gohei Kawabata
川端 五兵衛
元近江八幡市長
1937年生まれ。京都薬科大学卒業。1975年(社)近江八幡青年会議所理事長。(学)京都薬科大学理事長、滋賀県社会教育委員等を経て1998年近江八幡市長。
近江八幡青年会議所(JC)時代「まちづくりには官も民もない。立場を離れ利害を離れた精神」で熱き想いを胸に奔走し「堀は埋めた瞬間から後悔が始まる」という理念のもと「八幡堀に新しい価値観を求める保存修景運動」を開始。全国にも例のない市民主導のまちづくり運動を先導。
近江八幡市長時代には企業経営感覚を行政に活かし、コンプライアンス条例制定、ISO9001・14001認証取得、地方自治体初の「格付け」取得、PFIによる病院建築、テレワークの試行など先導的政策を進める。
一方では1972年より八幡堀や内湖の保存修景に取り組み、2006年「水郷風景」が国の重要文化的景観第1号に選定。
2006年12月任期満了で市長退任(2期8年)。
1999年藍綬褒章。
2011年日本建築学会文化賞。
2016年旭日小綬章。
現在、株式会社ダイゴ代表取締役会長。
著書に『まちづくりはノーサイド』(ぎょうせい)、『新しい病院づくりへのこころみ』(毎日新聞社)、『続 まちづくりはノーサイド』(文芸社)等多数。