1964年山口県生まれ。東京大学法学部、米国コロンビア大学大学院修了。
日本経済研究所出向などを経ながら、2000年頃より地域振興の各分野で精力的に研究・著作・講演を行う。2012年より現職。
平成合併前3,200市町村の99.9%、海外59ヶ国をほぼ私費で訪問し、地域特性を多面的に把握。
また市町村関係の統計数字や地域特性を詳しく把握した上で、その地域の抱える問題点を解析し、現場の実例も紹介しながらその中心市街地活性化などまちづくりのあり方を提言している。
国や自治体の公職やテレビ出演多数。
『デフレの正体』(角川書店、2010年) では日本経済低迷の原因として人口動態の変化に重きを置いている。
経済学者等が選んだ2010年の『ベスト経済書』3位となり、販売部数も50万部を超えた。
『里山資本主義』(角川書店、2013年)は藻谷とNHK広島取材班の造語であり、「マネー資本主義」の対義語として作られ、「お金が乏しくなっても水と食料と燃料が手に入り続ける仕組み、いわば安心安全のネットワークをあらかじめ用意しておこうという実践」である。
担当講義
平成24年度
第十回講義(12月22日開講)「未来産業」
平成25年度
第四回講義(06月23日開講)「経済政策と政治参加(2)」
平成26年度
第五回講義(09月21日開講)「地域経済を元気にする」
著書/論文/寄稿
藻谷浩介『デフレの正体―経済は「人口の波」で動く』(角川書店、2010年)
藻谷浩介『実測!ニッポンの地域力』(日本経済新聞出版、2007年)
藻谷浩介他『自立する地域―その課題と戦略』(ぎょうせい、2001年)
藻谷浩介編『中心市街地活性化のポイント』(ぎょうせい、2001年)